ここ最近で一番満足度の高かったホテルは、成都のNiccoloです。
日本では全然有名ではないですが、
まぎれもなくホスピタリティの秀逸な、お財布の開きがいあるホテルでした。
"私が" "このお客様に" できること
を、常に考え、自然に行動していることです。
中国語が分からない、と言えば銀行までついてきてくれましたし、
肌寒い屋外で飲んでいたらそれは上質なコートを肩にかけてくれました。
遅くまで飲んで帰ってきたら胃に優しい果物があり、
ベッドはめくりやすいように少しカバーの角を払ってくれています。
何か物凄い大金をかけているのではなく、
そのひとつひとつが、ハートフルな気遣いで、
見返りを求めるものがありませんでした。
私はすっかり気に入り、
ここに泊まりたいがためにまた成都に行くと思います。
中華圏では、五つ星のホテルが日本よりは予算控えめに泊まれますので、いくつかチャレンジしてきました。
しかし成都のホテルはどの一流ホテルも、ホスピタリティの質が良い印象があります。
上海や北京のように、出来上がってしまった大都市ではなく、あたたかい優しさがあるのが、成都の人間模様です。
こちらはJWマリオット。
ちょっと泳いでいる間にふかふかのタオルが補充されます。
3000円くらいでこんなに楽しいおつまみとたっぷりのお酒。
ホテルの相場は日本の1/2以下なイメージです。
成都のいい意味でのバブル感は、アジアの中でも圧倒的です。
東南アジアなんかは、最先端のビルは確かに建っていても、治安がいまいち、など、なかなか足並みがそろいませんが、
成都は、コツコツ、うまいこと、人も街も成長してれている気がします。
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