2016年12月5日月曜日

成都の銀行事件



成都の英語力というのは、
上海に比べたら劇的に未発達で、日本のほうがまだマシかもしれない。

街中の商店だと英語は非常に厳しい。
五つ星のホテルで、数人話すスタッフがいるが、なんせクセが強くかなり根気よく聞く姿勢が必要になる。

でも銀行なんぞ教育水準の高い職員のいるところは、困らない程度の会話はできて、そして結構気さくで面白い。

私はこの間の成都のATMで、
はじめてキャッシュカードが飲まれて返ってこない、というトラブルに遭遇した。

たまにある、とは聞いてたが、"謝謝"とアナウンスが鳴ったきりシーンとなってしまったATMを前に、
さすがに茫然となった。

それで慌ててカウンターのお姉さんに、ワーワー英語で説明したら、
ちゃんと分かってくれたし、
支配人代理、みたいな人も出てきてくれて、これまたお詫び挨拶は日本語で返してくれて、感じが良かった。

その日は土曜日で、月曜日まで鍵の管理責任の関係でATMを解錠できない…と申し訳なさそうに伝えられた。

幸い私はもう一枚別のカードを持っていたので、
"月曜まで誰も使えないんだよね?"
と気をとり直して聞いたら、
そうだ、と詫びる。

"そんじゃ月曜まで持ってて!
 一番安全な金庫だわ!"

と言ったらとても喜んでくれた。
月曜日、約束どおりの時間に銀行に言ったら、なんだかものものしい帳簿と一緒にちゃんと用意してくれていて、カードは無事に返却された。

ちなみに中華なんちゃら、という銀行だったのだけど
どうもそこは中国のカードにしか対応していない…ようなことを言っていた。

英語のガイドも操作も安心して行えるのは、中国銀行に限る…。

しかしまあ、成都は、想定以上にドメスティックで、
たとえば中堅の銀行だと、
日本円を銀行に持っていっても、
なんですかこれ? と、まるで初めて見るような対応さえすることがある。
本当に世間知らずなニュー都市なのだ。


ヒヤヒヤしたくなければ、多少の手数料はうるさいこと言わず、
空港で両替しちゃったほうが、
気が楽かもなあ、と、思う今日このごろ。
 



0 件のコメント:

コメントを投稿