2016年11月29日火曜日

雨の"良き中国"

朝5時に着いた上海は冷たい雨。
1日雨との予報で、それが結構大粒だったので、中心に着いてすぐコンビニで傘を買った。

豫園(よえん)にある小籠包の名店も、
早朝に加え雨となると人は少なく、
ゆったりと席を取れて、
食べるとすっかり飛行機の疲れは取れた。

雨の上海はあまり残念がることはない。
地下の商店街はローカルの買い物に混れて愉快だし、
博物館に行けば気持ちが穏やかになる。

上海の博物館は、水墨画はもちろん、
ファッションや器の展示も充実しており、充実した数時間を過ごすことができる。

博物館で色々見ていると、
色の感覚の豊かさや、多様なファッション性に驚いたりする。



中国は民族の集合体なので、
歴史や地方によって個性がある。

器なんかはいまでも使えそうな色使いと機能性で、骨董に興味のない人も、
どうやって使うか、という感覚で見ればきっと面白い。



当然、水墨画のコレクションは豊富である。

電気のテクノロジーが充実しており、
誰も鑑賞していないと薄暗く、近づくと点灯して絵画を照らす。

いきなりパチっと点くのではなく、
フワっとゆるいスピードで灯される。

作品を保護すると同時に、その点灯するまでの優しい数秒ほどは、鑑賞者を絵の世界に優しく誘う効果があり、
心地がよい。

この日訪れたときは、
地元の小学校が模写の授業をしていた。
みんな特段上手ではなく、普通の小学校の授業である。

成長した中国の、"良き現代"を思わせ、
子どもたちの笑顔はなんとも微笑ましかった。



雨の中国は寂しがることはない。
思った場所に行ったならば、
人口はそもそも多い中国である、
そこには歴史やローカルの暖かい息吹が、
旅人を待っているのである。














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